ダミーヤミ金と飛ばし携帯

ダミーヤミ金をご存知ですか?
ヤミ金業者が絶対に必要なツールとしていつも求めているのが、第三者が契約して使用者の身元究明が困難な携帯電話。いわゆる『飛ばし携帯』と呼ばれる電話です。


従来は、裏の業者が多重債務者や判断力のない若者層、失職者や生活困窮者を探してきては携帯電話を契約させ、それを安く買い上げて、ヤミ金やオレオレ詐欺グループへ売りさばいていました。


ダミーヤミ金は、飛ばし携帯を自前で調達しながら、同時に利益を稼ぐことを目論んだ新手のヤミ金です。


ダミーヤミ金は、貧困者や多重債務者などの返済できるお金はないけど、お金を必要としている人をターゲットにして5万円でお金を貸し付けます。


借り手がお金を返せないのは分っていますから、返済を求めずに1回線契約につき5千円の報酬を与え、飛ばし用携帯電話の契約をさせます。


彼らが10回線契約すれば、計算上は元金分を返したことになります。
実は、飛ばし回線のSIMカード1枚の末端価格は約5万円と言われ、売却額は10回線で50万円になるわけです。言い換えると、借り手は5万円をダミーヤミ金から借りて、10倍の50万円を返済させられた計算になり、いかにダミーヤミ金がずる賢いかわかります。


また、飛ばし携帯が振り込め詐欺やヤミ金に使われた場合、携帯電話の契約をした名義人は、犯罪に加担した容疑で警察の取り調べを受けることになります。しかし、名義人とダミーヤミ金との連絡も飛ばし携帯で行われていますから、それ以上の追及は困難です。


このようにヤミ金と関係することで、知らず知らずのうちに犯罪者になってしまうケースが少なくありません。くれぐれも注意したいものです。


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posted by pochi at 17:32 | ヤミ金の手口